浜松こども館6階にて「Let's どうぶつしょうぎ」 毎月第4日曜日13:00~15:00
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2015年03月25日

どうぶつしょうぎの普及活動をするようになるまで

「どうぶつしょうぎ」

最初は ひよこ、きりん、ぞう、ライオンの4駒を交互に動かしてふたりで対戦します。

駒の動ける方向が赤い丸で描かれているのでどこに動けばいいのかすぐにわかります。

最初に相手のライオンを捕まえるか 相手の陣地の一番上の段にライオンが入ってそのあと相手の駒に捕まえられなければ勝ちです。

とても簡単なルールなので誰でもすぐに覚えられすぐに遊べます。

でもね これってルールはとっても簡単なんですが 簡単には勝てません。

ちゃんと考えないとすぐ負けちゃう。

大人が子どもに負けるなんてことよくあるのです。


でもここが素敵なポイント。

だって子どもにとってはお父さん、お母さんに勝てるなんてことそうそうないでしょ。

すっごく嬉しいんです。

そしてお父さん お母さんは 一生懸命考える子どもの姿を見ただけで感激のあまり涙ぐむ方もいらっしゃるんです。

だってそんな子どもの姿 家の中では滅多に見られないんですもの。

たいていの子どもはゲームしてること多くありませんか?

外でもゲームに夢中になってる子どもの姿をよく見ます。

お母さんはスマホに夢中 子どもはゲームに夢中 こんな光景をよく目にします。

何かとても大切なものを失っていることに気づいていないのです。

ゲームで負けたら電源を切ったりリセットすればそれはなかったことになります。

負けるという感情を味わわずに済むわけです。

でもこれって実は恐ろしいことになるんです。

負けるという感情を避けるわけですから それを自分で処理して乗り越えるという体験ができません。

そしてゲームは相手がいなくてもできます。

子どもにゲームをさせるなとは言いません。

今の時代 全くさせないというのも不可能だろうと思います。

ゲームのようなバーチャルなものだけでは危ないと言いたいのです。


いつか子育てを頑張っているお母さんの助けになれたらとずっと思っていました。

このどうぶつしょうぎのことを知ったのは去年の春頃でした。

最初はアプリで知り すぐにその魅力にはまり そのあと写真にある駒盤があることを知り すぐに購入しました。

天然木でできた駒は手に心地よく感じられ イラストに癒され すっかり魅了されました。

もともと将棋が好きなのでそれも関係してると思います。


その時にひらめいたのです。

このどうぶつしょうぎを広めたいと。


さてどうしたら広めることができるのか?

なにせこんなこと今までやったことがありません。

どうすればいいのか全くわかりませんでした。

ない知恵を振り絞って出たこたえは 浜松こども館で単発のどうぶつしょうぎのイベントをする ということでした。

早速こども館にメールを出しました。

結果は 「開館当初より月に2回将棋に挑戦というものをやっていてそこでもうすでにどうぶつしょうぎも取り入れています。」とやんわりと断られました。

そこで次に考えたことは それならこども館の将棋コーナーでどうぶつしょうぎのお手伝いをすればいいのでは ということでした。

それでこども館のHPでボランティア募集について検索してみました。

するとボランティアになれたとしても必ずしも将棋のお手伝いができるとは限らないということがわかりました。

このまま諦めるわけにはいきません。

それなら自分ひとりでやってみようと思いました。

そこで気になったのがわたしがこのどうぶつしょうぎを広めることが著作権の侵害になるのではということでした。

普及活動をするにあたり どうぶつしょうぎのデザインを使ったチラシなどを作成することもあると思ったからです。

そこでどうぶつしょうぎの作者の藤田麻衣子先生と北尾まどか先生に連絡をとってみようと思いました。

まずはわたしがやっている某SNSで検索してみるとおふたりともいらっしゃいました。

そのときに北尾まどか先生は普及活動でアメリカにいらっしゃっていましたので 日本に戻られてから連絡することにして どうぶつしょうぎのデザインをされた藤田麻衣子先生にメッセージしたのです。

するとなんと麻衣子先生の将棋教室の生徒さんがお父さんのお仕事で浜松に引っ越したので それを機に浜松でもどうぶつしょうぎの普及をしたいと思っていたところだという返信が来たのです。

それが昨年の11月のこと。

著作権についても勝手に商品を作ったりするのでなければ問題はないし 協力します というとてもありがたい言葉をいただきました。

実際 麻衣子先生はどうぶつしょうぎの普及のためにご自分で車を運転してどこでも行かれるのです。

今回も浜松、磐田に何度も泊まりでいらっしゃいました。

それにかかる経費もすべてご自分で負担されています。

先生のどうぶつしょうぎ、将棋に対する想いがとても深いのがよくわかり頭が下がります。

その後先生からお誘いがあり東京での小学校でのイベントにお邪魔し 子どもたちが楽しそうにどうぶつしょうぎで対戦するのを見てきました。

これを浜松でも是非やりたいと更に強く思うようになりました。

そしてゆくゆくは浜松でどうぶつしょうぎ大会を開けたらという夢を描いたのでした。


イベントにお邪魔してからほどなく驚く展開が待っていました。

なんと先生の生徒さんが市長さんに出したお手紙がきっかけとなって浜松こども館でどうぶつしょうぎ大会が開催されることが決まったのです。

何という展開でしょう。

もう夢が叶ってしまうのです。

先生から声をかけていただき大会のお手伝いをさせていただくことになりました。


3月29日(日)浜松こども館で初めての「浜松こどもどうぶつしょうぎ大会」が開催されます。

参加者は当初の予定の150名を超えて200名以上となりました。

みなさんに楽しんでいただけるよう麻衣子先生はじめ実行委員一同万全の準備をして臨みます。

みんなで大いに楽しみましょう!

それでは会場でお待ちしていますね!












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Posted by なかむら のりこ at 07:24│Comments(2)どうぶつしょうぎ
この記事へのコメント
ブログ拝見させていただきました。
とても嬉しいお話で、感動しました。本当にありがとうございます。
浜松のどうぶつしょうぎ大会、成功をお祈りしています。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 北尾まどか at 2015年03月25日 09:57
北尾先生 コメントをくださりどうもありがとうございます。
大好きなどうぶつしょうぎをたくさんの人たちと一緒に楽しみたいと思っています。
こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by noririnnoririn at 2015年03月25日 17:50
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    コメント(2)